執筆・監修: イ・ウォン院長(形成外科専門医・21美容外科 代表院長)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、対面診療に代わるものではありません。

「韓国の切開リフトは、睡眠麻酔と全身麻酔のどちらで行いますか?」。海外での手術を考えるとき、麻酔は誰もが不安になるポイントです。結論から言うと、切開リフトの麻酔は、クリニックや手術の範囲によって睡眠麻酔(鎮静)と全身麻酔のどちらも使われます。そして大切なのは「どちらの名前か」よりも、①誰が麻酔を管理するのか、②手術中のモニタリング体制、③回復室の管理、の3つです。この記事では、2つの麻酔の違いと、安全管理の何を確認すればいいかを、ソウル・江南(カンナム)の21美容外科の体制とあわせてまとめます。

睡眠麻酔と全身麻酔、何が違うのか

睡眠麻酔(鎮静)
鎮静剤を使って、うとうと眠ったような状態で手術を受ける方法です。米国麻酔科学会(ASA)の解説にあるとおり、鎮静には浅いものから深いものまで段階があり、深さは薬の量で調節されます。自分で呼吸を続けながら、痛みと記憶を抑えるイメージです。

全身麻酔
クリーブランド・クリニックの解説では、全身麻酔は完全に意識のない状態を作り、呼吸を含めて全身の状態を医療チームが管理する方法として説明されています。手術中の体動がなく、長時間・広範囲の手術に向いています。

切開リフトではどう使い分けるのか
手術の範囲と時間で変わります。顔から首(ネックリフト)まで一度に扱う場合など、手術が長く広くなるほど全身麻酔が選ばれやすく、範囲が限られる場合は睡眠麻酔で行う設計もあります。どちらが適しているかは、手術計画とお体の状態をあわせて判断するものです。

患者さまが確認したい3つのポイント

  1. 誰が管理しますか? 全身麻酔の場合、麻酔を専門とする医師が管理するかどうか。

  2. 手術中のモニタリングはありますか? 睡眠麻酔でも、血圧・酸素などを監視する機器と担当スタッフが必要です。

  3. 回復室の体制はありますか? 麻酔から覚める時間帯を、誰がどこで見守るか。

正直にお伝えすると、どの麻酔にもリスクはゼロではありません。だからこそ「リスクがない」と説明するクリニックより、管理体制を具体的に説明できるクリニックを選ぶことが大切です。日本の消費者庁も、美容医療を受ける前にリスクの説明を確認するよう案内しています。

21美容外科の麻酔管理体制

当院では、麻酔の種類ごとに管理体制を分けています。全身麻酔の際は麻酔科専門医が手術中のモニタリングを行い、睡眠麻酔の際もモニタリング機器と担当スタッフを常時配置します。回復室には担当の看護スタッフを置いています。どの麻酔で行うかは、手術の範囲とお体の状態をもとに、カウンセリングで執刀医である院長が手術計画とあわせてご説明します。クリニック全体の体制は「21美容外科の日本の患者さま対応体制」にまとめています。

麻酔の前に、ご自身で準備しておくこと

  • 服用中のお薬・サプリメント、持病、アレルギーをメモして、カウンセリングで必ず共有する(自己判断で服薬を中断しない)

  • 過去に麻酔で気分が悪くなった経験があれば、それも伝える

  • 手術前の絶食などの指示は、案内されたとおりに守る

  • 手術後の滞在スケジュールは「フェイスリフトのダウンタイムと滞在日数」を参考に

韓国での美容医療は自由診療で、日本の公的医療保険は適用されません。

まずはオンラインでご相談ください

「私の手術はどの麻酔になりますか?」という質問から始めて大丈夫です。渡航前の日本語オンライン相談で、手術計画と麻酔・回復の体制をあわせてご説明します。当院は新論峴(シンノニョン)駅7番出口から徒歩2分。21美容外科 日本語公式サイト(jp.21ps.co.kr)からお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

Q1. 睡眠麻酔と全身麻酔、どちらが安全ですか?
どちらが上という単純な答えはありません。手術の範囲・時間・お体の状態に合った麻酔を、きちんとした管理体制のもとで行うことが安全の本体です。

Q2. 睡眠麻酔だと、手術の途中で目が覚めませんか?
鎮静の深さは手術中も薬の量で調節され、モニタリングのもとで管理されます。不安な点は手術前に麻酔の説明の場で確認してください。

Q3. 全身麻酔が怖いのですが、避けられますか?
手術の範囲によっては睡眠麻酔での設計が可能な場合もあります。ご不安はそのままカウンセリングでお伝えください。範囲と安全性のバランスを含めてご説明します。

Q4. 麻酔の前に何を準備すればいいですか?
服用薬・持病・アレルギー・過去の麻酔経験の共有と、絶食などの術前指示を守ることです。詳細は手術が決まった段階で個別にご案内します。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の適応・リスク・費用は個人差があるため、必ず医師の対面診療のうえでご判断ください。