執筆・監修: イ・ウォン院長(形成外科専門医・21美容外科 代表院長)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、対面診療に代わるものではありません。

「輪郭手術を受けたい」とご相談いただくとき、実は「輪郭手術」という一つの手術があるわけではありません。頬骨(ほおぼね)・エラ・あご先(オトガイ)という3つの部位それぞれに術式があり、お悩みに合わせて組み合わせます。正面の四角い印象はエラと咬筋、横顔の張り出しは頬骨、Vラインはエラとあご先の連続性がテーマになります。この記事では、3部位の術式の違いと、「同時にできる?」「ピンは取る?」「神経は大丈夫?」というよくいただく質問を、ソウル・江南(カンナム)の21美容外科の設計の考え方とあわせてまとめます。

3つの部位、それぞれの術式

頬骨縮小(セットバック)
張り出した頬骨の前方と側方を切って内側に移動し、固定する手術です。学術誌のレビューでも、頬骨体部と弓部を扱い骨片を後方・内側に固定する術式として整理されています。横顔・斜めからの張り出しの改善が目的です。

エラ切除(下顎角形成)
エラの角から下顎の縁にかけて、段差が出ないよう長い曲線で骨を切除する「長曲線切除」が現在の主流です。なお、正面の四角さの原因が骨ではなく咬筋(こうきん)の発達である場合は、骨を切っても印象が変わりにくいため、筋肉側へのアプローチを組み合わせて設計します。骨と筋肉のどちらが原因かは触診と3D-CTで確認できます。

あご先(オトガイ形成・ミニVライン)
オトガイ形成はあご先の骨を切って前後・上下に移動したり幅を狭めたりする手術で、あご先と下顎縁を連続して整える術式は学術誌でも複数報告されています。ミニVラインは切除・移動の範囲をあご先中心に絞った設計を指すことが多く、エラまで含めて連続して整えるかどうかが呼び分けの目安です。

同時手術・ピン・神経。よくいただく3つの質問

1. 頬骨とエラは同時にできますか?
可能です。むしろ輪郭は一部位だけ変えると全体のバランスが崩れることがあるため、頬骨・エラ・あご先を一度に設計する「輪郭3点」という考え方が韓国では一般的です。麻酔と入院が1回で済む点も同時手術が選ばれる理由です。ただし適応は状態次第で、全部位が必要とは限りません。

2. 固定ピン(プレート)は必ず除去しますか?
固定材料によります。チタン製は体内に残しても問題ないとされ、除去は必須ではありません。吸収性の材料は時間とともに分解されます。「除去手術が前提かどうか」は使用する材料で変わるため、カウンセリングで材料と除去の方針を確認してください。

3. 神経損傷やしびれが残る可能性はありますか?
正直にお伝えすると、ゼロではありません。エラ・あご先の骨の中には下歯槽神経(かしそうしんけい)という感覚神経が走っており、術後にあごや唇の感覚が一時的に鈍くなることがあります。多くは時間とともに回復しますが、まれに長く残る場合があります。だからこそ、術前に3D-CTで神経の走行を確認し、切除線を神経から距離を取って設計することが重要です。リスクの説明をきちんとするクリニックかどうかは、病院選びの大切な基準です。日本の消費者庁も、美容医療を受ける前にリスクの説明を確認するよう案内しています。

21美容外科の輪郭3点手術

当院の輪郭手術は、頬骨・エラ・あご先を一つの流れとして設計する輪郭3点が基本です。術前に3D-CTで骨格と神経の走行を確認してから切除線を決め、全身麻酔の際は麻酔科専門医が手術中のモニタリングを行います。カウンセリングから執刀まで院長が一貫して担当するため、相談で決めたデザインがそのまま手術計画になります。

相談前のセルフチェック

まずはオンラインでご相談ください

ご自身の輪郭のお悩みがどの部位・どの術式に当たるのか、渡航前の日本語オンライン相談からご説明します。当院は新論峴(シンノニョン)駅7番出口から徒歩2分。21美容外科 日本語公式サイト(jp.21ps.co.kr)からお気軽にお問い合わせください。

よくあるご質問

Q1. 頬骨縮小とエラ削りは同時にできますか?
可能です。バランスの観点から同時に設計するケースは多くあります。適応は3D-CTと診察で判断します。

Q2. エラの長曲線切除と咬筋の縮小は一緒にできますか?
骨と筋肉の両方が原因の場合、組み合わせて設計することがあります。原因の見極めが先です。

Q3. ピン(固定材料)は必ず取りますか?
材料によります。チタン製は除去必須ではなく、吸収性材料は分解されます。使用材料と方針はカウンセリングでご確認ください。

Q4. 神経損傷で顔面麻痺になることはありますか?
表情を動かす顔面神経と感覚の神経は別で、輪郭手術で主に注意するのは感覚神経(下歯槽神経)です。一時的な感覚の鈍さが出ることがあり、まれに長引く場合もあります。術前の3D-CT設計はこのリスクを下げるためのものです。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の適応・リスク・費用は個人差があるため、必ず医師の対面診療のうえでご判断ください。