執筆・監修: イ・ウォン院長(形成外科専門医・21美容外科 代表院長)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、対面診療に代わるものではありません。
「糸リフトと切開リフト、どちらがいいですか?」というご質問には、「どちらが優れているか」ではなく「構造が違う施術です」とお答えしています。糸リフトは特殊な糸で組織を引っかけて持ち上げる施術、切開リフトは皮膚の下のSMAS(スマス)という筋膜の層から引き上げ直す手術です。たるみの程度、どのくらい持続してほしいか、ダウンタイムをどれだけ確保できるかで、向いている選択肢が変わります。この記事では、2つの違いと「併用・切り替え」でよくいただく質問を、ソウル・江南(カンナム)の21美容外科の考え方とあわせてまとめます。
糸リフトと切開リフトの構造の違い
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糸リフト: コグ(とげ)のついた溶ける糸を皮下に挿入し、組織を引っかけて持ち上げます。切開を伴わないため腫れが比較的軽く、米クリーブランド・クリニックは効果の持続をおおむね1〜3年と案内しています。糸が吸収されると効果は薄れていきます。
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切開リフト: 耳まわりの切開から皮膚の下のSMAS層に到達し、たるみの土台ごと引き上げて固定します。クリーブランド・クリニックの解説にあるとおり、皮膚だけでなく深部の組織を扱う外科手術で、回復には数週間かかります。その分、糸リフトより長期の変化を見込む施術です。
まとめると、軽度のたるみを短いダウンタイムで整えたい場合は糸リフトが、ほうれい線やフェイスラインのたるみがはっきりしてきた場合や長く維持したい場合は切開リフトが検討対象になります。どちらが適応かは、たるみの程度と皮膚の状態を実際に診て判断します。
併用・切り替えでよくいただく3つの質問
1. 糸リフトと顔の脂肪吸引は一緒に受けた方が効果的ですか?
フェイスラインのもたつきの原因が「脂肪」なのか「たるみ」なのかで答えが変わります。脂肪が主な原因なら脂肪吸引が、組織の下垂が主な原因ならリフトが主役になり、両方が原因なら組み合わせる設計もあり得ます。大切なのは、原因の診断が先で、施術の組み合わせは後ということです。
2. 将来切開リフトを考えている場合、先に糸リフトをすると悪影響はありますか?
「受けられなくなる」ことは基本的にありませんが、糸の挿入部に癒着や瘢痕(はんこん)が残っていると、切開リフトの剥離操作に影響することがあります。切開リフトのカウンセリングでは、過去の糸リフトの時期・本数・糸の種類を必ず共有してください。当院でも、施術歴をうかがったうえで剥離範囲を設計します。
3. 首のたるみ・シワも一緒に治せますか?
首は「横ジワ」「縦の筋(広頚筋のすじ)」「フェイスラインのたるみ」で対処が異なります。フェイスラインから首にかけてのたるみが主体であれば、顔のリフトと首のリフト(ネックリフト)を同時に設計する方法があります。当院のフェイス&ネックリフトは、顔と首を一連の流れとして引き上げる考え方です。
21美容外科の切開リフト
当院のフェイス&ネックリフトは、SMAS層の処理とリガメント(支持靭帯)の扱いを重視した切開リフトです。術式の詳しい考え方は「フェイスリフトのSMAS・リガメント処理とは」にまとめています。カウンセリングから執刀まで院長が一貫して担当し、術前は3D-CTで骨格と軟部組織を確認したうえで引き上げの方向を設計します。
選ぶ前のセルフチェック
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鏡を見て、気になるのは「もたつき」程度か、はっきりした「たるみ」か
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効果をどのくらいの期間維持したいか
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ダウンタイム(腫れ・内出血の期間)をどれだけ確保できるか。切開リフトで渡韓する場合、抜糸までを含めて7〜10日前後の滞在が一つの目安です(詳しくは「フェイスリフトのダウンタイムと滞在日数」へ)
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過去に糸リフト・ヒアルロン酸などの施術歴があれば、時期と内容をメモしておく
なお、日本の消費者庁は、美容医療を受ける前に治療内容・リスク・費用の説明を確認するよう案内しています。韓国での美容医療は自由診療で、日本の公的医療保険は適用されません。
まずはオンラインでご相談ください
糸リフトか切開リフトか迷っている段階のご相談も歓迎です。渡航前に日本語のオンライン相談でたるみの状態をうかがい、適応の考え方からご説明します。当院は新論峴(シンノニョン)駅7番出口から徒歩2分。21美容外科 日本語公式サイト(jp.21ps.co.kr)からお気軽にお問い合わせください。
よくあるご質問
Q1. 糸リフトの効果はどのくらい持続しますか?
クリーブランド・クリニックはおおむね1〜3年と案内しています。糸の種類・本数・たるみの程度による個人差があります。
Q2. 糸リフトを受けた後でも、切開リフトは受けられますか?
基本的に可能です。ただし糸の癒着が剥離に影響することがあるため、施術歴(時期・本数・糸の種類)を必ずカウンセリングで共有してください。
Q3. ネックリフトだけ、首だけ受けることもできますか?
首の状態によります。フェイスラインのたるみを伴う場合は、顔と首を同時に設計した方が自然な仕上がりになるケースが多く、診察のうえでご提案します。
Q4. 糸リフトと切開リフトを同時に行うこともありますか?
部位によって使い分ける設計はあり得ますが、適応は状態次第です。カウンセリングでたるみの原因を確認してからご提案します。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の治療効果を保証するものではありません。治療の適応・リスク・費用は個人差があるため、必ず医師の対面診療のうえでご判断ください。